2005.8.14 石鎚山 加茂川支流極印木谷

 

行程
8/14 
徳島-西之川9:00a9:25s-入渓10:05-第1ゴルジュ入り口10:46-シロジ谷出合上部-12:30a12:52s-オダマ谷 出合13: 37a13:43s-970mの二股15:33-ツナの平歩道17:44a18:00s-土小屋18:20a
8/15
土小屋7:26s-鶴の子の頭東コル8:00-鶴の子の頭8:40-登山道9:00-東コル9:15a9:20s-東稜入り口 9:50a10:00s-第 1ピーク10:25-第2ピーク10:35-南稜分岐11:04-南尖峰11:20-天狗岳11:40-弥山11:50a12:25s-夜明 峠13:05 -八丁13:45-成就14:07-ロープウェイ山頂駅14:20a

西之川を9:25に出発し、林道歩き30分で、入渓地点の橋に達する。ゴーロ状の谷の両岸は早くも切り立ち、奥に玉石を積んだ取水ダムの堰 堤が見える。 ダムは堤高約15m。直登はできず、左岸から高巻き、管理歩道を伝い堤上に出る。

上部はまたゴーロ状となり、f1,f2,f3はいずれも流線 を軽く越え る。

f4は、右岸から大岩の上を高巻き、左から支流が合流する、第1ゴルジュの入り口に出る。ゴルジュは深い淵になっており、空身で30m程 泳ぎ、ザイル でザックを引き寄せる。

ゴルジュ出口のf5は右岸をへつり、側壁を3mばかり登って越える。f6は、左岸の壁をザイルを使って越える。f6の 上には淵があ り、泳がないと越えられない。右岸の踏み跡を登ると山道があり、吊り橋がある。我々は、吊り橋を渡り、左岸の道に入ったが、谷から離れすぎた ため、ヒノキ 林の中をトラバースし、シロジ谷出会い上部で支谷を下り、最後は懸垂で本谷に戻った。この上、ゴルジュ状となっているが、堆砂で埋まってお り、楽に歩け る。

狭く暗い谷をしばらく行くと、本谷最大のf8(20m)が豪快に落下している。まったく手が出ず、左岸の急斜面を高巻く。やがて岩盤の露 出が美しい、 オダマ谷出会いである。極印木谷に入るとナメ状が続くが、突然、f10(3段15m)を擁するゴルジュが現れ、これは、左岸から高巻く。

これ から上部は ぐっと渓相が穏やかになり、しばらくこの谷唯一の河原となる。右岸には古い歩道が平行する。右手から支流が合流すると、ナメがしばらく続く。 f12 (7m) は、右手の壁が直登できる。標高970mの二股を過ぎると、ナメ状が続く。さらに、標高1136mf13(7m)の上は、非常にゆるやかなナ メになる。な お、f13は、右手から登れる。ゆるやかなナメの上部はしばらく小滝が続いたあと、しばらく、倒木帯になる、土砂の堆積も多い。最後の二股を 越えると谷幅 は狭まり源頭の様相となり、小滝f16,f17を直登で越えると、よく整備されたツナの平の歩道に飛び出す。土小屋までは20分あまりの行程 である。

山行記録

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