GPSについて

登山には、「紙」の地図・「磁石」の携行が必須ですが、補完的にスマホ等の電子地図も多くの登山者に活用されているのも事実です。数ある電子地図の中でもジオグラフィカ(Geographica)は、イチオシの電子地図と思います。

【特徴】

・地図データをスマホに保存できるため、圏外(オフライン)の山奥でも使用できます。

・スマホ機種に依存されるものの最近の機種であれば、ガーミン等の登山専用GPSと同等の精度で記録可能です。

・記録データのGPXファイルは、一般的に使用されている仕様であり、WindowsOSで稼働するカシミール3D(無償ソフト)やMacPCで稼働するTrailNote(無償ソフト)で読込可能であり、反対に各ソフトで作成した登山ルートをあらかじめジオグラフィカに読み込むこともできます。

・非常に多機能なツールですが、フリー(無償)で使用する場合は、地図データ保存容量やトラック(GPS記録データ)回数に制限があるので注意ください。機能制限なしで使用したい場合は、有償となります。有償とは、月額課金方式でなく、960円を一回支払いで永久に使用できます(私は、機能制限ありの無償版を使用しています。GPSファイルの退避保存とか少々手間をかければ結構使えます・・・)。

ジオグラフィカ(Geographica)についての詳しい情報は、こちら をご覧ください。

【留意点】

冒頭にも記載しましたが、このツールを使用する場合でも、絶対に「紙」の地図と「SILVA コンパス(磁石)」は、持参してください。スマホは、急激な気温低下によるバッテリー消耗(予備バッテリー故障・紛失)による動作停止、取扱不注意による機器破損等が発生するリスクは常にあるのでメインは、「紙」の地図、補助で「スマホ」と使い分けてください。

MacPC TrailNote