2021.5.30 治平谷~中東山

県境縦走(中東山)

参加者

谷口,吉原,渡辺 あすなろ:岡田

行程

徳島市6:10-スーパー林道・治平谷口8:46…11:32県境尾根11:41…12:26中東12:42…13:18・1445m 13:25…15:27治平谷口-徳島市

県境尾根の高ノ瀬から石立山の間はアプローチが長くなかなか行くことができないルートだが,2016年8月14日に名頃ダムから中東山まで歩いていたこと(報告済み)から,今回は治平谷から中東山へ挑戦。谷に入ってすぐ新しい堰堤の上で徒渉し,治山堰堤整備用に設置されたと思われる荒れ放題の作業道を利用しつつ再度徒渉し,約1時間で幌のかけられた荷台のある堰堤に至る。この堰堤の上を再度徒渉し尾根に取り付く。所々赤テープがあるが道はなく,鹿などの足跡を利用しながら落石に注意しつつ登り,3時間弱でようやく県境尾根に至る。ここから山頂までの約250mの登りも急峻で,喘ぎつつ歩を進め,約45分で中東山山頂へ着く。山頂からは,次郎笈や剣山,三嶺,天狗岳,白髪岳などが望め,景色は良く,次に登る石立山も近い。帰路も来た道を引き返すが,かつて尾根を覆っていた笹がなくなり,表土が流され岩や木の根が露出して歩きにくい。県境尾根からは1445mのピークから延びる尾根が歩きやすいかと思い下るがそうでもなく,GPSの軌跡でルートをそれていることに気づきトラバースする。その後も,落石に注意ながらの下りとなり,堰堤沿いの道も落石だらけで歩きにくく,往復8㎞標高差1000mの上り下りに7時間弱を要する山行となった。この治平谷ルートは,バリエーション・ルートとして一般の方にはおすすめしない。特に夏場はアブの襲来に注意すること。