2021.10.4 大峰山

全国1000m峰紀行(14)

大峯山(おおみねやま)(1050m)広島県 

メンバー 早田

2021年10月4日

行程

林道分岐6:35s-登山道入口6:45-1.3km標識7:05-長命水7:10-廻縁東屋7:15-大峯山7:20a7:25s-三角点7:30-長命水7:40-登山道入口7:50-林道分岐7:55a

湯来冠山の項でも書いたが、合併を重ね、複雑な境界線に囲まれた政令都市広島の、90,000haにおよぶ広大な市域の中で、標高1000mを超える高みは、最高峰の大峯山(1050m)、旧吉和村(現廿日市市)、安芸太田町との3市町境となる1045m峰、その東の1020.5m峰とこの湯来冠山の4つしかない。

その最高峰の大峯山を目指して、徳島から夜の2号線をひたすら走り、午前3時、廿日市市、広島市境の林道分岐に到着した。この道、下の玖島平谷まではよい道だが、そこから急に道が狭くなり、冷や冷やさせられる。

仮眠後、明るくなった6:35出発。しばらく林道を伝い、6:45登山口。広葉樹とヒノキ林の境をほぼ最大傾斜線でまっすぐに登って行く。やがてヒノキ林が終わり、広葉樹の中を登るようになると長命水。残念ながら水は涸れ気味。さらにひと登りで廻縁。コンクリートの東屋があり、この裏手が八畳岩の大峯山最高点である。登山道は、南側を迂回するが、私は、祠の横から、八畳岩を強引に直登。飛び出した最高点は360度の素晴らしい展望である。勉強不足で、確実に同定できるのは、吉和冠山の特徴ある山容だけ。三角点を踏んだ後、下山は、八畳岩の手前から北に下ると直接長命水に出る。元来た道を下り、駐車地点に戻る。

大峯山頂上(真正面 湯来冠山、左最奥 恐羅漢山周辺)
山頂から西望(奥の富士山状の山は羅漢山)
橋上より北西望(下はアップ)
頂上より東望