2022.9.11-14 飯豊連峰(個人山行)

参加者:佐藤

9/11(日)9:00弥平四郎登山口-10:40上の越‐14:30三国避難小屋(泊)

9/12(月)6:00三国避難小屋-9:30飯豊本山山頂‐9:40本山小屋(泊)

9/13(火)5:00本山小屋‐7:20大日岳山頂‐9:40本山小屋‐13:00三国避難小屋(泊)

9/14(水)6:00三国避難小屋‐9:00祓川避難小屋‐9:30弥平四郎登山口

 夏休みが取れたので、実家に帰るついでに飯豊山に登ってきました。

本来は12日から登り始める予定だったのですが、あまりの晴天についつい予定を前倒ししてしまいました。

4日間ずっと晴れという、どちらかというと雨男寄りの自分にとっては奇跡の出目の山行でした。

朝焼け夕焼けお花畑はもちろん、オコジョもヤマネもブロッケン現象もみることができました。近年の山行ではベストかもしれません。

 反省点としては、暑さ対策をほぼしていなかったこと。9月の東北の2000M峰があんなに暑いとは…。

また、モバイルバッテリーを忘れてしまったため、4日目はほとんど写真撮れていません。

9/11 AM8:30 弥平四郎登山口 ここまでの道は割と悪路だったのだが、車高が低い車がいっぱい。ようやるわ。この駐車場には登山届ポストとトイレ(きれいではない)がある。
新ルートを2時間ほど登り、稜線の上の越に到着。ここから疣岩山までまだ登りが続く。日曜日ということもあり下山者とすれ違うが、みんな日焼けしている。嫌な予感がする。
疣岩山の手前、獅子沼に到着。この沼は登山道からやや外れているが、飯豊本山から大日岳まで視界におさめることができる。上の越からここまで非常に暑く、キツい登りだったが、ここまで来れば、もう長い登りはない。
南に目をやると、本日のゴールである三国山と三国山避難小屋が。あとちょっと…
午後2時ごろ、三国避難小屋に到着。避難小屋といえどシーズン中は管理人さんが常駐している。なんとトイレは水洗(!)。素泊まりできるか聞いてみたところ、つれない返事(上記参照)が…いやもう無理。
小屋の前の温度計は、30度を指している。
飯豊本山はあれか…(実はあの山のさらに奥)
小屋の前にはミヤマクルマバナ
月と磐梯、安達太良、吾妻連峰
9/12 モルゲンロートを眼前にして出発。今日も暑くなりそう。
9月とはいえ、十分「お花畑」といえる群落があちこちにある。
切合小屋を過ぎ、草履塚を超えると御秘所権現。
御秘所(ごひそ、と読むらしい)のちょっと緊張する岩尾根を、慎重に通過する。
陽に灼かれながら、御前坂を上る。

本山小屋に到着。荷物をデポして、飯豊本山へ。

本山小屋から10分程度で飯豊本山山頂。左手は飯豊連峰最高峰の大日岳。
御西小屋まで十分行けたと思うが、重たい荷物を持っていくより、空荷で大日岳往復のほうが楽そうだ。問題は本日泊めてくれるか、である。なにせまだ午前10時だ。昨日のことを考えると、あっさり門前払いされそうだ。恐る恐る聞いてみると、にこやかにOKしてくれた。さらに「一緒に飲もうぜ」とも言ってくれた。一も二もない。腰を下ろしてビール缶を開ける。
小屋の裏では、オコジョが跳ね回っていた。
人生初のブロッケン現象体験。
飲んでいると夕方が来た。
9/13 暗いうちから大日岳を目指す。アタックザック1つでの行動なので足も軽い。
飯豊本山-大日岳間はあまりアップダウンのないなだらかな稜線が続く。しかし、大日岳への登りはきつそうだ。
二時間ちょっとで大日岳山頂に着く。
帰りは下りか、なだらかな登りばかり。現金なもので、こんな景色を見ると疲れも吹っ飛ぶ。
本日は一気に三国避難小屋まで戻る。ガスが出てきた。
御秘所の下りはやや緊張する。余談だが、この登山道の上だけが福島県で、左は山形県、右は新潟県らしい。
9/14 下山前に水を汲みに行く。ここでバッテリーが切れたため、写真はこれで終わり。下山時は旧ルートを下る。新ルートと違って水場があるのは良いが、日当たりは旧ルートのほうがよさそうである。

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