2023.10.26 広戸仙、滝山
全国1000m峰紀行(22)
広戸仙(1115m)、滝山(1196.5m)
メンバー 早田
声ヶ乢9:30s-第1展望所標高750m10:00a10:05s-爪ヶ城10:45-広戸仙10:50a11:00s-最低コル11:25-滝山12:10a12:25s-最低コル13:00-広戸仙13:35a13:40s-爪ヶ城13:50-声ヶ乢14:10a
宝塚を拠点に中国、近畿の山を巡る旅。今回は、大山で行われる登山ガイド研修に合わせて、岡山・鳥取県境近くの広戸仙、滝山を登る。
早朝宝塚を出て、下道を走り、9時前に岡山県奈義町に至る。役場でパンフレット等を入手し、いよいよ登山口の声ヶ乢へ。道路沿いにも広戸仙登山口の標識が多数あり、ありがたい。
峠手前の駐車スペースからのスタートは、しっかりした遊歩道。時折ヘアピンを交えながら確実に高度を上げていく。標高750mの第1展望所。簡素な東屋の中を突き抜けて登山道が通っている。ここから上植生がヒノキ林に変わり、標高860mで主稜に乗る。左に行くと第2展望所がある。植生も再び広葉樹に変わり、南側の一部は灌木林になり、少し展望が開ける箇所もある。標高1050mのピークからは初めて広戸仙が姿を見せる。緩やかに一旦下り、再び登ると爪ヶ城。展望台があり、南側日本原の展望が開ける。また、滝山の肩に盟主那岐山も姿を現す。三角点を踏み、北へ尾根を伝うと広戸仙に着く。
ここから滝山までは、声ヶ乢から登った距離の1.5倍の距離がある。最低コルまでは219mの標高差。さらに滝山へはちょうど300mの登り。しかし、距離の割に高低差は少ない。果たして往復できるか少し不安もあるが、絶好に天気に押されてスタート。最初はなだらかな下り。ほとんど葉を落とした広葉樹林は見通しがきいて快適。最低コルまでは快調に下る。滝山への登りもゆっくり登ればそれほどきつくない。やがて、なだらかな滝山頂上に着く。展望台があり、登ると四囲が見渡せる。まず目につくのが那岐山の優美な姿。振り返る広戸仙も味のある姿をしている。北方には、氷ノ山、扇ノ山が見えるはずだが、残念ながら確認を忘れてしまった。
15分あまり休憩し、もと来た道を戻る。登り2時間40分、下り1時間45分の行程であった。