2024.8.17 石鎚山
山域
2024.8.17 石鎚山(1982m)
2024.8.18 石鎚神社/山頂山荘~保井野登山口
参加者
CL谷口安孝、SL佐藤 豪、早田健治、吉原美和、森田文雄(報告)
行程
2024年8月17日
ロープウェイ山麓下谷駅11:36/12:00 – 山頂成就駅 12:08/12:12s – 石鎚神社 成就社 12:36/12:41 – 石鎚神社/頂上山荘 15:33/15:55 – 17:00 夕拝神事 – 頂上山荘 泊
2024年8月18日
5:28 ご来光 – 5:50 天狗岳 – 6:10 朝拝神事 – 頂上山荘 7:04s – 二ノ森 9:22/9:31 – 愛大小屋 10:48/11:40 – 堂ヶ森 11:33/11:40 – 保井野登山口 14:08a
概要
初日、保井野登山口に帰路の車をデポ後、ロープウェイ山麓下谷駅(H455m)へ移動。ロープウェイで山頂成就駅(H1300m)に到着後、遊歩道のジグザグ道を進み中宮成就社(H1400m)にて参拝。遙拝殿からご神体の山頂を望むがガスで見えず。神門をくぐり登山道を進むと心地よい樹林帯の木段を八丁鞍部(H1295m)まで下り、小休止。上りに転じて延々と木段が続き前社森(H1563m)で最初の鎖場“試しの鎖”に至る。初の鎖場挑戦となり、上りの鎖48mを登り切るとすかさずに下りの鎖19mを降り、汗だくになったところで休憩小屋に立ち寄って一服。その後、上りが続きブナ林を抜けると夜明け峠(H1650m)に到着。残念ながら山頂はガスに包まれていた。“一ノ鎖33m”では鎖を頼りに岩壁を登り、続く“二ノ鎖65m”に挑むが岩壁の高さに疲労が蓄積し脚の運びが重くなる。最後の“三ノ鎖68m”では、鎖を掴む腕も力尽き2/3付近で動きが止まってしまった。近づく雷鳴に不安が募ったが、鎖場の伴走支援をして貰った早田さんの指導を受けつつ、休みながらも鎖場を上り切ると眼前に石鎚神社 頂上社の鳥居とお社が現れ感無量の弥山登頂(H1972m)であった。山頂神社の夕拝神事では登頂感謝の参拝をすると、それまでガスに包まれていた天狗岳がその威容を現わした。雲海に沈む夕陽が瀬戸内海にキラキラと映えて美しく、雲海に浮かぶ山々の夕景を楽しみ投宿。
二日目、朝拝神事に先駆け弥山山頂にてご来光を迎えた後、天狗岳(H1982m)へ登頂。朝拝神事では石鎚大神の御神像に触れることを許され参拝し、安全祈願。下山ルートは二ノ森、堂ヶ森を経て保井野登山口へと下る。弥山山頂から急峻な登山道を下ると下草が刈られておらず足下が見づらい道を進み、西ノ冠岳の巻き道から縦走路を進む。やがて笹原の緩やかなアップダウンを進んで行き、二ノ森(H1930m)から振り返ると聳え立つ石鎚山の岩稜が圧倒的な存在感で素晴らしかった。笹原を行くと眼前に広がる縦走路の稜線が美しい反面、容赦なく降り注ぐ直射日光に体力を奪われてしまった。堂ヶ森の手前にある愛大小屋で昼食休憩をとり、体力の回復を図った。休憩後、頂上に立つマイクロ波反射板を目印に堂ヶ森(H1689m)へ登頂。石鎚山山頂から堂ヶ森までの縦走路を一望できる絶景であった。更に笹原を横断した後、長い樹林帯を下り保井野登山口へ下山。
皆さま、お疲れ様でした。
データファイル(GPXファイルですが、ZIPファイル形式で保存しています。)