2024.11.9 千ヶ峰
参加者
早田
行程
2024年11月9日
市原峠登山口10:45s-標高847.5m三角点11:00-千ヶ峰11:20a11:25s-市原峠登山口12:00a
概要
奈良出張の後、手軽に登れそうな兵庫県の千ヶ峰に登ることにした。天気は最高によい。加古川本流から支流の杉原川沿いの道に入り、川が妙見山を回り込むとついに千ヶ峰が姿を現す。播但線から東の兵庫県にこの山より高い山はない。冬枯れが始まった山体が青空に映えて美しい。
登山ルートは市原峠からの最短ルート。標高700mを超える峠からの標高差はわずかである。847.5mの三角点までゆったりした登り。西側はヒノキ林で作業道が見える。標高850mで尾根が右に曲がると、ようやく千ヶ峰頂稜が見える。ただし、本当の頂上は肩に隠れて見えない。ここからは、展望たっぷりの行程。傾斜はやや強まるが、急坂というほどでもない。
やがて、広い頂上に飛び出す。西端に石碑があり、三角点もここにある。北西方に氷の山と昨年登った段ヶ峰、フトウガ峰方面の山々が望める。南に目を転ずると、播磨平野の果てに明石大橋が望める。
展望を楽しんだら下山。帰りは、キハ30と駅舎が保存されている旧鍛冶屋駅から、旧鍛冶屋線の跡をたどってみる。すべての駅が公園として残っており、いかにも鉄道らしいカーブを描く道路がそれをつないでいる。これも何ものにもかえがたい山旅の楽しみである。










