2025.9.27 大源太山
今回は出張を利用して、新潟県湯沢町の大源太山に登ってきました。「上越のマッターホルン」の二つ名を持ち、その名の通りピラミダルな山頂を持っています。なお、「ゲンタ」とは角材を指すそうです。
大源太山 (だいげんたさん)・・・1,598m
参加者:CL佐藤
天候:曇り
CT:
8:20 旭原 ‐ 8:24林道起点 ‐ 9:07大源太山登山口‐ 9:19 渡渉地点①‐ 9:21謙信ゆかりの道分岐‐ 9:38 渡渉地点②‐11:25大源太山山頂‐14:50旭原
概要
南越後観光旭原・大源太線始発(7:55越後湯沢)を待ちます。朝まで雨が降っていたらしく、ロータリーには水たまりがあちこちにあり、コンコースの赤い屋根からは雫が時折落ちてきます。
終点の旭原から少し歩くとすぐに林道起点です。「大源太山登山口」の立派な看板とトイレがあります1が、ほとんどの人は車で林道を突破してしまうのでしょう。ところどころ剥げていますが、林道はおおむね舗装されていました。
1時間弱歩いて登山口2へ。登山口には登山届用のポストもありました。駐車スペースには5台ほど停めてありましたが、ほとんどが県外ナンバーでした。
ここからしばらく沢沿いを歩きます。ほとんど水平移動ですが、沢からかなり高いところに道が付いており沢側は切れ落ちているところがあります。2回渡渉点があります3,4が、親切にもどちらにもロープが張られていました。
2回目の渡渉地点を過ぎるといよいよ登りです。なかなかの急登5を一気に400M強上昇します。登っても登ってもロープ場が続きます。ぜえぜえ。
この登りが少し楽になる頃、樹林帯が切れ、右手に大源太山の山頂が見えてきます6。
これから先は岩尾根です。わずかなアップダウンはあるものの、しばらくは緩やかな登りです7。しかし、このあたりでガスが山頂を飲み込み、ぽつぽつ雨も降ってきました。幸いにも雨はすぐやみました。
山頂直下(といっても100Mくらいある)はまた急登です。最後の力を振り絞って岩場をよじ登ります。ガスが残っているため山頂が見えず8、延々このきつい登りが続くような錯覚を覚えます。このあたりは疲れのせいか前日の酒のせいか、ペースがガタ落ちでした。
最後の岩をよじ登り、山頂到着です9。ありがたいことにガスが切れ、日が射してきました。北側は良く晴れ、湯沢町と林道起点からのここまで登ってきたルートが一望できます10。しかし残念ながら南側はガスが残り、巻機山、八海山などの上越の名山は望めませんでした。かろうじて七ッ小屋山から谷川岳に続く山々が見て取れました11。いつかあの白毛門から続くU字ルートも行きたいものです。20分ほど山頂で粘りましたが、ついに南側のガスは晴れませんでした。
来た道を戻ります。登山届ポストに貼られた「うおぬまタクシー」のチラシが誘惑してきますが、誰かが拾ってくれるかもしれないと思い、林道を戻ります。
結局車は1台も通りませんでした。













