2017.7.22 ダルガ峰、駒ノ尾山、鍋ヶ谷山、船木山、後山

全国1000m峰紀行(6)

ダルガ峰(1163m)だるがなる 岡山県、兵庫県
駒の尾山(1240m)こまのおやま 岡山県、兵庫県
鍋ヶ谷山(1253m)なべがたにやま 岡山県、兵庫県
船木山(1334m)ふなきやま 岡山県、兵庫県
後山(1344.4m)うしろやま 岡山県、兵庫県 

参加者 早田健治

行程

登頂 2017年7月22日

県道9:15s-標高1012m作業道終点9:45a9:50s-稜線10:00-ダルガ峰10:05a10:10s-大海里山10:30-大海里峠10:40a10:45s-駒の尾山避難小屋11:05-駒の尾山11:08as-駒の尾山避難小屋11:10a11:30s-鍋ヶ谷山11:50-1235.1m三角点11:55-船木分岐12:10-船木山12:15a12:20s-後山12:40as-船木山下降口13:05-林道13:35-県道出発点14:15a

雪で敗退した2月の後山のあと、この地域の山の攻略法を地図を見ながら考える。後山は、岡山県の山の印象が強いが、実は、北側は兵庫県であり、駒の尾山、鍋ヶ谷山、船木山、そして後山へと続く連山のすべてが県境に位置する。さらに、少し北には標高1000mをわずかに超えるダルガ峰があり、しかも、2.5万図にはアプローチに使えそうな作業道まで記入してある。下山も船木山北面の点線が何とかなりそうだ。そこで、ダルガ峰から県境に取り付き、後山へ縦走するプランを考えた。リベンジは、市労山のS氏と2人で。最初の目標はダルガ峰。なだらかな頂稜が特徴である。

峰越峠を目指す千種川沿いの県道から地図にある古い作業道を登る。道は荒れており、車の通行はできない。作業道は、標高1000m付近で、広大な造林地に飛び出し、そこからは草に覆われる。適当に歩きやすいところを選んで登っていく、やがて、ヒノキ林に入り、少し登ると登山道に飛び出す。平坦な道を行くと、頂上への標識があり、左に少し入ると「ダルガ峰」山頂の標識がある。ここまで50分。思いのほか早く県境稜線に到達できた。頂上は、樹林に囲まれ展望はないが、先ほどの分岐を少し南に行くと西側の大展望が得られる。

 ダルガ峰からさらに南へ歩を進める。コルからは、右へ、巻き道とおぼしきルートが分かれるが、ここは直進し、1260.6mの大海里山を越えていく。次のコルが、大海里峠。左から、千種川からの登山道が上がってくる。このあたり、ずっと樹林帯が続く。峠から少し登ると、1211m標高点へ向けてしばらくの急登。しかし、これを越えるともう、駒ノ尾山は近い。緩やかな尾根を登りつめると、立派な駒ノ尾山避難小屋があり、すぐに、広々とした駒の尾山である。西粟倉村をすっぽり見渡す大展望が広がる。頂上は、早々に辞し、避難小屋で休憩する。

駒の尾山から鍋ヶ谷山へは、広いなだらかな稜線が続く。植生も笹原になり、展望も抜群だ。鍋ヶ谷山頂上は、北側が樹林で展望なし。南側は低い灌木越しに展望が得られるが、広い平地もなく、通過するだけの頂上である。前後の縦走路からは、駒の尾山、後山の山容が望める。

 鍋ヶ谷山からさらに東へ尾根を伝う。1235.1m三角点付近からは次のピーク船木山が大きく望まれる。コルを過ぎてなだらかに登り、最後は急登で船木山の肩。再びなだらかな道をひと登りで船木山に着く。南に展望が開け、はるか下に2月に登った日名倉山の端正な姿が望まれる。頂上からは、後山キャンプ場へ下る道が分岐する。

 山頂から30mくらい後山方面に行くと、目立たないが北の林道に下るルートの分岐がある。これで安心。後山へはなだらかにコルまで下り、また、なだらかに登り返す。頂上は、頂稜の東端。少し切れ落ちており、下の集落が望める。三角点と祠だけの簡素な頂上。

 下山は、船木山手前まで戻り、例の下山路を伝う。最初は怪しい踏跡だが、船木山北側を巻き、尾根に乗るとはっきりしてくる。植生もヒノキ林に変わり、尾根の分岐もほぼ地形図どおり。標高1050mからは、右に開けたなだらかな谷に出て、最後は、大岩の下をトラバースして林道に出る。あとは林道をのんびり歩くだけである。

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