2025.12.28 瘤高山・本仁田山

山域
東京都奥多摩
瘤高山(こぶたかやま)1,116m
本仁田山(ほにたやま)1,224m

今回は帰省のついでに奥多摩で登り、さらに駅前で泊ってしまおうというプランです。奥偶には何度も行っているのですが泊は初めてです。

参加者
CL佐藤

天候
晴れ

行程
CT:8:40 鳩ノ巣駅 ‐ 9:33 大根ノ山ノ神 ‐ 10:38瘤高山山頂 ‐ 11:00本仁田山山頂‐ (大休場尾根経由)‐12:48 奥多摩駅

概要
 12/27に夜行バスで徳島を出発。翌日早朝に東京駅八重洲口に余分な荷をデポし、ホリデー快速で奥多摩へ。年の瀬も迫っていますが車両の中は登山客の風体が一杯です。全くこの人たちは家族を放っておいて何をしているのでしょう。

 登山客の風体たちはほとんどが御岳で降りてしまい、鳩ノ巣で降りたのはほんの数名だけでした。駅前には立派な公衆トイレもあります。
 歩き出してしばらくすると急な舗装道の登りとなりました。すでに登山は始まっているようです。標識があまりないため、地図を見ながら登山口を目指します。舗装道はどんどん狭くなり、ついに民家のガレージ前に出てしまいました。辺りを見回してみると、「本仁田山・川苔山」の割ときれいな標識がありました。民家の横を通って、山の斜面をトラバースしている細い登山道へ。

この登山道、歩きはじめてしばらくは民家が見下ろせるのですが家々が近く、ベランダにいる人と目が合ったりします。にこやかに挨拶しましょう。無視されます。

 登山道は細く、西側の斜面をトラバースしているため薄暗く何かが出そうな雰囲気です。熊鈴を持ってこなかったことが悔やまれます。このトラバース道が尾根と合流した辺りで周囲が開けると大根ノ山ノ神に到着です¹。小さな祠が置いてありますがこれが「山の神」なんでしょうか。

ここで小休止後、こんどは尾根を登っていきます。登り始めからずっと周りは杉林でしたが(この尾根も「杉ノ尾根」という名がついています)、この分岐を超えたあたりから杉以外の樹も交じってきました。尾根はどんどん急登になり、ここを登りきると瘤高山山頂です²。山頂は狭く、あまり展望もありません。早々に通過します。

 瘤高山を越えたら本仁田山はすぐそこです。少し下って登り返し、偽ピークを一つ越えると本仁田山山頂です³。先客はカップル一組のみでした。今までほとんど人に会わなかったところをみるとやはりこの山は奥多摩では地味・無名という感じなのでしょうか。

 山頂は広いのですが、周囲は樹林帯で展望がありません。すこしがっかりして、とっとと下ってしまおうとリュックを背負いなおしたとき、「でも富士山が見れてよかったねー」というカップルの会話が耳に入ってきました。

 なぬ?と思ってよくよく西側に目を凝らすと、確かに木々の間から富士が顔を出しています⁴。ありがとうカップル。これが今年最後に拝む富士でしょう。

 下山は大休場(おおやすんば)尾根という急登を一気に下ります。木の根や岩場が混在しているうえに落ち葉が薄く積もっており、大変滑りやすいです⁵。こんなところ登りたくないなーと思っていたのですが、結構人が登ってきました。中には半袖短パン〈!〉の人もいました。

 延々続くと思われた急降下も、沢の水音が聞こえてくるとようやく終わりです。しかし奥多摩駅に出るにはさらに舗装道を下り続けなければなりません。くねくね曲がる車道を下って下って、山肌に巨大な工場が見えてきたら駅も間近です。

 奥多摩駅に着いたのが13:00前。まだチェックインには早すぎる時間です。駅からJR奥多摩線沿いに歩いて10分程度のもえぎの湯に行き、風呂とビールで時間をつぶしました⁶。ここで飲んだ奥多摩の地ビール(名前は忘れました)は大変結構なお味でした。

1 大根ノ山ノ神分岐。ここで登山道は川苔山方面と本仁田山方面に分かれる。さらに作業道も通っているので道迷い注意地点である。

2 瘤高山山頂。ここも川苔山・本仁田山分岐となっている。

3 本仁田山山頂。山頂は広いが、周囲は樹林帯で展望無し。

4 本仁田山山頂からの富士山

5 急登が続く大休場尾根。岩場・木の根・落ち葉のミックスが脅威である。

6 もえぎの湯で飲んだ奥多摩地ビール。はて、なんと読むのだろう。