2026.1.10 小野アルプス(カニツアー2日目)
さてカニツアーも2日目です。朝食もカニ飯カニ汁とカニ尽くしです。今日は兵庫県のご当地アルプス(まあ日本のアルプスは全て「ご当地」なんですが…)小野アルプスを周回します。
山域
兵庫県小野市
惣山(そうざん)(199m)
紅山(べにやま)(184m)
参加者:佐藤、森田、渡辺、藤友夫妻
天候:晴れ
行程
12時くらい 鴨池登山口‐ 12:20惣山山頂 ‐ 13:00紅山山頂‐13:30くらい 鴨池登山口
概要
雪は朝にはすっかり止んでおり、積雪も思ったほどではありませんでした。道もだいたい除雪されていて通行に問題はありません。和田山IC辺りではすっかり雪が消えてしまいました。人間とは勝手なもので、こうなると雪景色が恋しくなってしまいます。
日本全国数あるご当地低山アルプスのうちでも、最も標高が低いと言われている(諸説あり)小野アルプスは昨年のカニツアーで登った加西アルプスのすぐ近くにあります。標高が低いといっても全山縦走すると距離にして8㎞を超え、累積標高差は700mほどとなり侮れません。今回は安全安心快適をモットーとするカニツアーであるためそのようなことはせず、最高地点である惣山と小野アルプスのハイライトと呼ばれる紅山を周回する「小野アルプス魅力たっぷりコース」に挑みます¹。
県道118から細い道を北に入っていくと大きな池(鴨池というらしいです)があり、その土手の脇に駐車スペースがあります。もうすでに昼前であるせいかほぼほぼ埋まっています。駐車スペースといいながら立派な公衆トイレもあります。
出発して5分も歩くと惣山への分岐にたどり着きます。左に折れ、九十九折になっている登山道を登っていきます。道は広く、整備されて急登というわけでもありません。20分ほど登ると立派な展望デッキがあるピークに到着します。このデッキからは360℃の展望が楽しめます。
ここが惣山山頂と思っていたのですがこれは孔明の罠で、惣山山頂はここから100mほど北にあります。デッキから5分と歩かずに到着できます²。展望デッキのように全方位展望はありませんが、標高200m弱ながらここもなかなかの景観です。東側には次のピークの紅山が荒々しい岩肌を見せて聳えています。
惣山から紅山分岐にかけて、かなりの斜度を一気に下ります。縦走ではよくあることですが、目の前にこれから登る山が見えているのに延々下るというのは気が滅入ります。地形に文句を言っても始まらないのですが…
ようやくコルの岩倉峠まで下ってきました。ここで藤友夫妻は帰り、残りのメンバーで紅山を目指します。緩やかな尾根道を登っていくと、惣山山頂から見えた岩肌が眼前に見えてきました³。登山道が切られているわけでもなく、どうやらここを直登するようです。
序盤は緩やかな登りなのですが徐々に急登となり、四つん這いになりながら登っていきます。岩肌はざらざらで滑る気遣いはなく、ホールドもそこかしこにあるのですがやや頼りなく、高度感の恐怖とも相まって手も足も止まりがちです。ルートを探して右往左往しているうちにペットボトルを落としてしまいました(そう、藤友さん、登山口で頂いたものです。すみませんこの場で謝ります)。ペットボトルはあっという間に岩肌の端のブッシュに吸い込まれて見えなくなってしまいました。取りに行く気力はありません。
急登を登りきると小さな平地―というよりも岩肌の溝に近いですが―にたどりつきます。ここから先は斜度こそ大差ないものの、しっかりしたホールドが随所にあって安心して登れます。ここを登り切れば紅山山頂です⁴。
山頂は南側が開けていて、今登ってきた岩稜を見下ろせます(お勧めしません)。持ってきた唯一の飲料を失ってしまったので、誰か忘れていないかなと見渡すと落ち葉に半分埋まったリキャップ缶が見つかりました。拾ってみると残念ながら空でしたが、落としたペットボトルの罪滅ぼしとして持ち帰ることにしました。
紅山を下るとさきほど左折した惣山分岐の右手に降りてきます。2時間程度の短い周回ルートながら、小野アルプス最高峰と核心部の紅山岩稜が味わえる、まさに「小野アルプス魅力たっぷりコース」でした。






