2016.11.3 湯来冠山
全国1000m峰紀行(7)
湯来冠山(ゆきかんむりやま)(1004.2m)広島県
登頂 2016年11月3日
参加者 早田健治
行程
BP14:42s-林道15:10-湯来冠山15:25as-林道15:35-BP15:55a
合併を重ね、複雑な境界線に囲まれた政令都市広島市。しかし、90,000haにおよぶ広大な市域の中で、標高1000mを超える高みは、最高峰の大峯山(1050m)、旧吉和村(現廿日市市)、安芸太田町との3市町境となる1045m峰とこの湯来冠山の3つしかない。
芸北恐羅漢山登頂ののち、空いた時間を使って、この山の登頂を試みた。戸河内から中国道沿いに国道186号線を南西に走り、吉和から国道488号線に入り、広島市佐伯区湯来町に入ったところから、左へ林道色梨線に入る。舗装はされているもののほとんど通行の痕跡のない不安な道を4km弱遡ると橋があり、その手前で荒れた作業道が右に分かれる。橋を渡ったところの広場に駐車し、先ほどの荒れた作業道に入る。道には草が生い茂り、数年は車が入っていないと思われる。地形図には、道が頂上直下まで高密度に描かれており、これを当てにして頂上を目指す。作業道は、ヘアピンを取りながら、標高900m付近まで続いている。ここからは、道の全面に草が生い茂っており歩きにくく、斜面を直上して、尾根に出る。尾根には踏み跡があり、ここからは楽に頂上に至った。頂上は灌木に囲まれ、展望はない。日暮れも近づき、早々に山頂を辞し、元来た道を起点まで戻る。