2023.5.21 高山

全国1000m峰紀行(19)

高山(1053.9m) 

メンバー 早田

行程

2023年5月21日

林道分岐9:00s-登山口9:20s-高山10:00a10:25s-登山口10:55-林道分岐11:10a

ネマガリタケの季節。一昨年敗退した三国山のチャレンジを計画したが、ネットで情報を探ると、だいぶ道が荒れて、登山口までの車の乗り入れも困難でブッシュもあるらしい。まだ、本調子とはいえない体に、単独行では、ややリスクが多い。

他に適当な山はないかと、カシミールを見ていると、鳥取市の南に高山を発見した。山頂の南を詳細不明だが、結構長いトンネルがある広い道が通っており、そこからなら、少々のブッシュはあっても何とか山頂にたどり着けそうだ。こうして、高山へのアタックが決まる。

5月21日。天気予報が変わり、好転が期待できる朝、宝塚を出発し、中国道、鳥取道経由で、道の駅河原に至る。コンビニで食料飲料を調達し、県道49号線を河原町北村へ。しばらく走ると、北へ分岐する緑資源幹線林道若桜・江府線の標識。地図の道の正体はこれであった。しかし、さらに進み林道安蔵線との分岐点まで来ると肝心の緑資源幹線林道が通行止め。しかし、登山口までの距離も短く歩くことにする。 2車線舗装済みの立派な林道を歩くこと20分、なんと道ばたに高山登山口の標識発見。藪漕ぎを覚悟していたのになんとラッキー。少し登ると、作業道とぶつかり、稜線まではこの作業道を伝う。あたりはヒノキの造林地。雪国でのヒノキ林は珍しいが、立派に育っている。稜線に出たら、あとは西へ尾根を忠実に登っていく。かなり急だが、階段もあり、道は良く整備されている。標高870mの気象観測所跡を過ぎると勾配が急になり、ぐっとペースが落ちる。それでも植生がブナに変わり、気分も上々。やがて勾配も緩やかになり、高山山頂に達する。北側の樹木が一部伐採され、鳥取市方面が望まれる。白く光る鳥取砂丘、湖山池も指呼できる。帰りはもと来た道を引き返す。

河原町北村から望む高山

高山登山口の標識

少し登ると作業道に出合い、上へ上へと伝っていく。

標高870mの気象観測所跡

尾根沿いに登っていく。

頂上付近のブナ林

頂上から鳥取砂丘、湖山池方面を望む。

湖山池から望む高山(中央奥)

林道傍のトチノキ

同じくタニウツギ

山行記録

前の記事

2023.5.3 春白馬岳 
山行記録

次の記事

2023.5.28 天狗塚〜三嶺